◆今週の天気のポイント
・次第にこの時期らしい気温になるため衣替えを
・6日(金)~7日(土)は北海道の標高の高い所では雪の可能性も
・沖縄では台風14号の動向に注意
10月に入った今週は、秋らしくなります。最低気温は北海道で10℃くらいまで下がる所もあり、東日本や西日本でも20℃を下回る日があるでしょう。日中の気温は週の前半は平年よりやや高く、西日本で30℃くらいまで上がる所もありますが、週の後半は平年並みか平年をやや下回り、西日本や東日本でも25℃前後の所が多くなる見込みです。
これまで季節外れの暑さが続いていたこともあり、より気温の変化が大きく感じられる可能性があるため、衣替えがまだの方は進めておくと良いでしょう。また、朝晩と日中の気温差が大きくなる日もあるため、調節しやすい服装を選び体調管理に注意してください。
週明けの2日(月)~3日(火)は北日本の日本海側で雨の降る所もありますが、移動性高気圧に覆われ広い範囲で晴れるでしょう。洗濯物の外干しをしたり、青空の下で過ごす時間を作ってみるのも良いのではないでしょうか。
4日(水)~5日(木)は、低気圧から延びる前線が通過する北日本は雨の降る所が多いでしょう。前線が通過する際は、急な強い雨に注意してください。また、別の前線が日本の南に停滞するため、西日本や東日本も雲が多く太平洋側の沿岸部を中心に雨の降る所がある見込みです。
↓5日(木)の雨雲の予想↓
北日本で雨脚が強まる
6日(金)~7日(土)は、低気圧が北日本を通過し、一時的に西高東低の気圧配置となります。北日本の日本海側では雨の降る所が多く、上空1500m付近にこの時期としては強い0℃以下の寒気が流れ込む北海道では、標高の高い所で雪が降る可能性もあります。峠越えなどで車を運転される方は、冬用のタイヤがあると良いでしょう。また、風も強まり荒れた天気となる恐れもあるため、最新の情報に注意してください。
東日本や西日本は晴れる所が多い見込みです。
↓6日(金)の予想気圧配置↓
一時的に西高東低の気圧配置に
フィリピンの東にある台風14号は、発達しながら次第に暴風域を伴い北西に進み、北側の進路を通った場合は4日(水)には非常に強い勢力で先島諸島に接近する恐れもあります。沖縄地方では3日(火)~5日(木)頃にかけて大荒れや大しけ、高潮となる恐れがあるため、今後の台風情報に注意してください。
台風14号の現在位置と予想進路(1日午前9時現在)
(気象予報士:むーらん)