◆今週のポイント
・11月スタートは広く雨、沖縄では大雨に警戒
・週中ごろは秋晴れ、文化の日もお出かけ日和に
・週後半は寒気流入、北日本では雪の所も
10月31日(月)のハロウィーンは、高気圧に覆われる北日本から西日本で晴れるでしょう。一方、沖縄は前線や湿った空気の影響で、雷を伴い非常に激しい雨の降る恐れがあります。土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。
11月1日(火)は雨の範囲が広がり、西日本太平洋側にも活発な雨雲の掛かる可能性があります。北日本も低気圧からのびる前線が通過するため、2日(水)にかけて雨が降るでしょう。前線通過時は強雨や落雷、突風に注意が必要です。
前線が通過した後は広い範囲で秋晴れとなる見込みです。3日(水)の文化の日は東北から九州で日差しが届き、行楽日和となるでしょう。
東北では紅葉が見ごろを迎えている所が多く、東日本や西日本も山沿いでは葉が色づいています。色づきが進んでいる所では、紅葉狩り日和となりそうです。標高の高い場所は、ふもとよりも気温が低くなりますので、紅葉を見に行かれる際は暖かい服装を心がけてください。
4日(木)は次第に冬型の気圧配置に変わり、北日本の上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。北陸から北の日本海側を中心に雨が降りやすく、標高の高い場所は雪に変わる見込みです。また、北海道では平野部でも雪の降る可能性があり、日中も一桁の寒さとなりそうです。
東日本や西日本は20℃前後の日が多くなりますが、朝晩は放射冷却現象の影響で冷え込みが強まる見込みです。昼間は過ごしやすい陽気でも、朝晩は寒くなりますので、引き続き服装選びや体調管理にお気をつけください。
(気象予報士:まりー)