西~東日本は寒の戻りあり、北日本にも春の足音しっかりと

今週の天気のポイント
・西~東日本は連休明けに寒の戻り。関東甲信では雪が混じる可能性も。
・週の後半は全国的に春本番の陽気。北日本も春の晴天に恵まれる。
・北陸や東北も花粉の飛散量が多くなるため早めの対策を。

21日(月)は春分の日。寒さは和らいで過ごしやすい季節になります。
週の前半は冬のような寒さの所が多くなりますが、後半になると全国的に気温は高くなり、北日本も春本番の陽気となる所もあるでしょう。ただし北陸や東北でも花粉の飛散量が多くなってきますので、十分な対策が必要な時期に入ります。
西日本や東日本太平洋側では、桜の開花の知らせも増えてさらに春の進みを感じる一週間になりそうです。

北日本や北陸は、前半は寒気の影響が続くため雲が広がりやすく、日本海側では雪や雨の降る所もあるでしょう。23日(水)~25日(金)は晴天が広がる見込みで、たっぷりな日差しを、洗濯、布団干し、部屋の空気の入れ替えなどにフル活用できそうです。週末にかけて気温は上がり春の訪れを感じられるでしょう。ただし積雪の多い地域では融雪が進み雪崩に注意が必要です。

東日本太平洋側と西日本は、21日(月)から天気は西から下り坂となり、九州で雨が降りだす見込みです。22日(火)は広い範囲で雨が降り西日本の太平洋側では雨脚が強まる所もあるでしょう。一時的に寒の戻りとなるため冷たい雨になり、関東甲信では雪が混じる可能性もあります。春の陽気から急に冬のような寒さとなるため、体調を崩さないように気をつけてください。
23日(水)からは広く晴れますが、週末は再び天気が崩れる可能性がありますので、天気予報の変化を確認して予定を計画してください。

雨雲の予想図(22日9時)

沖縄は曇る日が多く、週の半ばや週末は時々雨も降る所があるでしょう。連休明けの晴れ間は、24日(木)~25日(金)に活用できそうです。

(気象予報士:たけねこ)

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