◆今週の天気のポイント
・週初めは北日本や北陸で暴風雪や高波に警戒。その後も雪が続き大雪の所も。
・週の半ばごろまで厳しい寒さが続く。春を感じるのは週末か来週以降に。
21日(月)は北日本の東の海上で低気圧が猛烈に発達するため、北日本や北陸で暴風雪となり海上はしけて大荒れの天気となる見込みです。視界が真っ白になり車の運転が困難になるほどの猛吹雪となり、交通機関も乱れる恐れがありますので不要不急の外出は控えた方がよいでしょう。北日本では北海道を中心に太平洋側でも雪の所があり風も強いため、各地で暴風雪や暴風、高波に警戒が必要です。
↓21日(月)~23日(水)の予想気圧配置↓
暴風雪から大雪に
その後は冬型の気圧配置が23日(水・天皇誕生日)ごろまで続く見通しです。山陰から北の日本海側では雪が降りやすく、北陸から北では雪の量がさらに増え大雪となる恐れがある見込みです。雪崩や屋根からの落雪にはくれぐれもご注意ください。
太平洋側はおおむね晴れますが、北日本の太平洋側のほか、東海などにも雪雲が流れ込む可能性がありますので日々の天気予報でご確認をお願いします。
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24日(木)~25日(金)ごろには冬型が緩む見込みです。太平洋側を中心に晴れ間がでて日本海側でも日差しの戻る所があるでしょう。積雪の多い所では雪解けによる路面状況の悪化や夜間の路面凍結にお気をつけください。26日(土)は天気がゆっくりと下り坂に向かう見込みです。
↓24日(木)~26日(土)の予想気圧配置↓
日本海側でも日差しがでる所あり
一方、沖縄では前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多く、週の半ばごろに雨が強まる恐れもありますので今後の情報にご注意ください。
週の半ばごろまで厳しい寒さが続く
気温は週の半ばごろまでこの時期としては低く寒さが厳しいでしょう。西日本や東日本では最高気温が10℃以下、最低気温も0℃を少し上回る程度の日が多くなりそうです。北日本では最低気温が0℃未満の真冬日の所もあり風も強まるため一層寒く感じられるでしょう。
週の後半になると最高気温が15℃になる所もでてきて春を感じることができそうです。気温が上がるため花粉が急に飛び出す恐れがあります。花粉症の方は心構えをしておくとよいでしょう。
最新の1ヵ月予報によると、来週以降は寒気が流れ込みにくくなり3月上旬ごろからようやく春めいてくる見込みです。今週半ばごろまでは万全な防寒対策と体調管理で寒さを乗り切り来週以降に春が近づくのを待ちましょう。
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2月末からようやく春らしく
(気象予報士:ふぅ)