今週の天気のポイント
・週の初めは東日本の太平洋側を中心に高波に注意
・雲が多い一週間、天気の急変に注意
・熱中症には昼夜問わず警戒を
8月が始まりました。今週は一日中雨が降るなど天気が大きく崩れる所はありませんが、夏の晴れ間がでる日は多いものの、全国的に雲が発生しやすくなります。日本の南海上から非常に暖かく湿った空気が流れ込むため大気の状態が不安定になり、山沿いを中心に雷雲が発生しやすい状態が続く見込みです。急に降りだす雨や雷雨など天気が急変し、局地的には非常に激しく雨が降るおそれもあります。短時間強雨による道路冠水や落雷、降雹、突風などに注意してください。
熱帯低気圧が接近する2日(月)~3日(火)は、東日本の太平洋側を中心に波が高くなるため海のレジャーでは高波に注意が必要です。海水浴に出かける方はお子さんから目を離さないようにしてください。
夏の厳しい暑さが続きます。都市部を中心に熱帯夜になる日も続くため、熱中症に対しては昼夜問わず十分な対策を意識して行ってください。
また気象庁からは、東日本~北日本と近畿日本海側に対して「高温に関する早期天候情報」が発表されていますので、健康管理など注意が必要です。また農作物への影響も心配されます。
高温に関する早期天候情報とは?
10年に1度程度しか起きないような著しい高温になる可能性が、いつもより高まっている時に注意を呼びかける情報
7日(土)は、暦の上では秋の気配を感じられる「立秋」。空を見上げて「うろこ雲・いわし雲」など上空の高い所に発生する秋の雲を探してみてはいかがでしょうか。
(気象予報士:たけねこ)