◆今週の天気のポイント
・12日(水)~13(木)は西日本を中心に大雨の可能性
・沖縄は日差し届き、梅雨の中休み
・関東甲信や東海、西日本は週後半に真夏日の所も
・北日本
今週は天気の変化が早い一週間となりそうです。10日(月)は雲が取れにくくすっきりとしない天気となりますが、11日(火)~12日(水)は天気が回復して晴れる所が多いでしょう。日差しを有効に活用して下さい。13日(木)になると再び雲が広がり、雨の降る所もある見込みです。
最高気温は次第に上昇し、週の後半は20℃を上回る所も多くなります。
・東日本~西日本
週の初めは広く晴れて洗濯物が良く乾きますが、天気は西から次第に下り坂となるでしょう。
12日(水)~13日(木)は、梅雨の時期に大雨をもたらすような湿った空気が流れ込む西日本を中心に、大雨に警戒が必要です。短い時間でザーザー降りとなるため、大きめの傘やレインコート、レインブーツなどを用意しましょう。低気圧の進路によっては雨の強まるタイミングや地域が変わる可能性もあるため、最新の予報を確認して大雨への備えはお早めに。また、太平洋側は風が強まり、海上は波も高まるため沿岸は高波に注意して下さい。
↓予想気圧配置図(13日21時)↓
低気圧が西~東日本を通過
週の後半は関東甲信や東海、西日本で夏日の続く所が多いでしょう。真夏日となる可能性もあり、夏服が活躍しそうです。また、紫外線も強くなっているため外出の際は対策を忘れずに。
・沖縄
5月5日に平年より5日早い梅雨入りが発表されました。週の前半にかけて梅雨前線が停滞し、雨が降りやすくぐずついた天気となるでしょう。しかし、週の後半は日差しが戻り、早くも梅雨の中休みとなりそうです。最高気温は30℃近くまで上がり、日差しも手伝い一層暑く感じられるでしょう。
北海道の稚内や釧路は5月8日に桜(エゾヤマザクラ)の開花が発表がされ、桜前線はようやく日本の最北に到達。今年の春は高温傾向が続いたこともあり、全国的に平年より早く開花が進みました。
暦は5月となり、桜の咲く季節から梅雨の季節へと変わっていきます。気温の高い日も増えてきましたが、まだ体が暑さに慣れていない時期のため体調管理に気を付けて過ごしましょう。
(気象予報士:マドレーヌ)