今週の天気のポイント
・真冬の寒気南下、日本海側は大雪、暴風、高波に警戒
・気温は急降下！冬の寒さ戻る
今週は、発達する低気圧の影響で雨や風が強まるなど荒れた天気で始まります。15日(月)は、西日本～北日本の広い範囲で雨が降る見込みです。この時期としては本降りの雨となり、東日本太平洋側の沿岸部などでは激しく雨が降り雷を伴う所も。しっかりとした傘やレインウェアなど雨具が役立つでしょう。大きな地震が発生した福島や宮城なども午後は急に雨や風が強まる可能性があります。また積雪の多い地方では、融雪による道路冠水や、なだれのおそれがありますので注意が必要です。
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その後、山陰～北陸また北日本では冬の嵐に警戒してください。16日(火)～18日(木)ころにかけて、日本の上空には真冬の寒気が流れ込み冬型の気圧配置が非常に強まります。このため山陰～北海道の日本海側では大雪、暴風、高波への警戒が必要になる可能性がありますので、最新の気象情報の確認が大切です。
急な積雪の増加や路面凍結による交通障害、また公共交通機関が乱れるおそれがあります。特に北日本では猛吹雪による極端な視程悪化も。外出の際は交通情報の確認も必要です。
また先週末から暖かくなった日に溶けて固く締まった雪面の上に新雪が多量に積もると、表層なだれが発生する危険がでてきます。山沿いではなだれに対する注意の継続を。
西日本～東日本の太平洋側は、16日(火)以降は晴れる日が多いですが風が強く吹きやすくなります。このため空気の乾燥した状態が続く地方では、特に屋外での火の取り扱いに用心を。また東海の平野部でも雪が降るなど、予報が変化する可能性があります。
沖縄は、17日(水)に雨が降りそうですが、その他の日は晴れ間が期待できるでしょう。
ここ数日前は気温が高めで、春の気配も感じられるほどでしたが、今週は一転冬の寒さに。強い風も手伝い体感温度はさらに低下。気温差で体調崩さないようお過ごしください。週末になると寒さは緩むでしょう。
（気象予報士：たけねこ）
