梅雨の大雨シーズン真っ只中、防災情報の確認が大切です

梅雨のない北海道と梅雨明けした沖縄をのぞく各地は全て梅雨入り。梅雨前線による大雨は時にして甚大な災害を引き起こします。イザという時に慌てることなく避難できるよう、まずは周囲のリスクを把握しておくこと、避難場所や避難経路の確認、避難用品のチェックなどをして、最新の天気予報と大雨に関する情報をこまめに確認することが大切です。

今週の天気のポイント
・大雨のおそれあり、梅雨前線の動きには注意が必要、事前に防災情報などの収集を
・前半は真夏並みの暑さの所も後半は暑さ和らぐ

・週の前半
東日本や近畿、中国、四国、九州北部では梅雨の合間の晴れ間を活用するチャンスです。空気も比較的乾く見込みで、洗濯や布団干しもはかどりそう。ただし、東日本はにわか雨の可能性がありますので、雨雲の発生状況を確認しておくと洗濯物など濡らさずに済みます。
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北日本は、特に北海道では空もようの急変に注意が必要です。上空に冷たい空気が入り大気の状態が不安定になるため、所々で急に雨がザーザー降りだし雷雨のおそれもあります。東北では南ほど日差しに恵まれるでしょう。
九州南部や奄美は梅雨前線の影響を受けやすく、ぐずついた天気になる見込みです。

・週の後半
全国的に曇りの日が多くなります。18(木)以降は、西日本や東日本で大雨となり風も強まるおそれがあるため、梅雨前線の動きには注意を。最新の天気予報や防災に関する情報の事前確認が役立ちます。また、本州の南の海上や小笠原諸島近海は波が高まる見込みです。

予想気圧配置図(19日9時)

前線の活動が活発化するおそれ

・沖縄は夏到来!
沖縄は、平年より11日も早く12日(金)に梅雨明けの発表がありました。今週は夏の太陽がギラギラと照りつけます。連日30℃を超える暑さ、そして強い紫外線。感染防止のためマスク着用で外出することも多い中、いつもの夏よりも万全な熱中症対策と暑さ対策が必要です。

九州から東北南部は、週の前半の最高気温は平年よりかなり高く、真夏並みの暑さになる所も。後半は極端な暑さはいったん和らぎます。曇りでもムシムシする日は熱中症の対策をシッカリしましょう。

(たけねこ)

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