先週は冬型の気圧配置が強まり、北海道や東北また北陸や山陰では急に積雪が増えた所も多く、非常に厳しい冬の寒さに震える日もありました。
積雪の深さ(9日11時時点) 気象庁HPより
今週の天気のポイント
・西日本と東日本は、前半の日差しを逃さず活用。
・週の後半は春の陽気。積雪が増えた地域は融雪や雪崩などに注意。
11日(火)は建国記念の日。日本付近はスッポリと高気圧に覆われるため、沖縄から北海道の広い範囲で日差しに恵まれる所が多く絶好のお出かけ日和に。ただしその後は、東日本と西日本では雲が多く雨の降る日もあるため、洗濯物や布団干しなど日差しの活用をおススメします。北日本は冬らしくない天気が続き、日本海側では平年よりも日差しは多くなるでしょう。
予想天気図(11日21時)
週の後半に向けて最高気温はグングン上昇。日本の南海上から暖かく湿った空気が北上して本州付近を覆うため、全国的に季節外れの暖かさとなります。
上空1500m付近の予想気温の変化(10日～16日)
暖かい空気(緑色)が次第に本州付近を覆う
低気圧が通過する影響で、12日(水)～13日(木)は西日本と東日本の太平洋側を中心に、14日(金)～15日(土)は九州から東北の広い範囲で雨が降る見込みです。強めの風を伴い雨が降り、ザーザー降りになる所もあるため、しっかりした傘やレインコートなど雨具が役立ちます。最新の天気予報を確認して雨の日への準備を。
また、積雪が増えた北陸や北日本などでは、落雪や雪崩の恐れが。融雪により道路の冠水なども発生する可能性もあるため注意が必要です。
先週の冬の寒さから一転して急に春の陽気に。また一日の中の気温の変化も大きくなります。このため外出時間が長くなる方は、脱ぎ着しやすい服装で体感を上手く調節し体調を崩さないようにしてください。
最高気温の平年差(先週の実況～今週の予想)
（たけねこ）
