今週の天気のポイント
・北日本は、週の中の気温差が極端に大きくなる
・東日本や西日本は、この時期としては日中過ごしやすい日が多い
・12日(木)は、北日本で天気の変化に注意
北海道や東北北部の日本海側は、10日(火)以降は雲が多く雪や雨の降る日もあるため、9日(月)の貴重な日差しを洗濯や布団干し、また気分転換などにフル活用してください。
11日(水)後半から12日(木)にかけて、北日本では天気が荒れる可能性があります。発達する低気圧が日本海から北海道付近を通過するため、次第に冬型の気圧配置が一時的に強まります。雨から雪に変わる所もあるため天気の変化に注意が必要です。また次第に強まる西～北寄りの風により、北海道の日本海側などではふぶきによる視程障害に注意してください。沿岸部では高波にも注意が必要です。
予想気圧配置図(12日9時)
北日本中心に冬型強まる
北陸も週の後半は曇りや雨のすっきりしない天気となる見込みで、前半の晴れ間を逃さず活用してください。
東日本の太平洋側や西日本は晴れる日が多くなりますが、10日(火)～11日(水)は雲が広がりやすく、関東甲信や東海などで雨が降る見込みです。
沖縄はこの時期らしい空もように。晴れ間も出ますが雲も多く時々雨が降る日もありそうです。うねりを伴った波の高い状態は、10日(火)から次第に落ち着く見込みです。
雨雲の予想図(10日朝)
東日本太平洋側を中心に雨雲広がる
今週は週の中の気温差が北日本で極端に大きくなり、10日(火)～12日(木)は平年よりかなり高くなる見込みです。北海道など積雪している所では、気温の上昇によるなだれや屋根からの落雪などに注意してください。東日本や西日本はこの時期としては過ごしやすい日が多くなりそうです。
大雪(たいせつ)を迎え本格的な冬に。新しい年を迎える準備に追われ、これからさらに忙しくなる方も多いのではないでしょうか。日中は季節外れの暖かさになる所もありますが、日が暮れるとグッと冷え込みます。忘年会で帰宅が遅くなる日など油断は禁物！慌ただしい年末を元気に過ごせるよう、体を暖かくして過ごしてください。
（たけねこ）
