極端な暑さは落ち着く。梅雨入り前の日差しの有効活用を

◆今週の天気のポイント
・週の前半を中心に晴れ間のでる日が多い。梅雨入り前の日差しの有効活用を。
・この時期らしい体感。蒸し暑い日もあるため、体調管理・食品の管理に注意。
・週末は雲が増え、すっきりしない天気に。

今週は晴れ間のでる日が多いですが、週末から雲が増え、すっきりしない空もようとなるでしょう。

26日(月)は。次第に高気圧に覆われる見込みです。北日本の雨もやんで、九州から北海道にかけておおむね晴れるでしょう。その後も29日(木)ごろまで、西・東日本の日本海側や東北を中心におおむね晴れる日が続く見込みです。梅雨入りしている九州南部も、週の前半は梅雨の中休みとなるでしょう。ただし、27日(火)~28日(水)は、上空の気圧の谷の影響や前線の北上に伴い大気の状態がやや不安定になる見込みです。近畿や東海、関東などを中心に所々で雨が降り、雷を伴う可能性もあるでしょう。

↓26日(月)~31日(土)予想気圧配置↓

週の前半中心に晴れ間あり

週の終わりになると、梅雨前線上の低気圧が沖縄付近から西日本に近付くでしょう。先週末は全国的に雨が降りましたが、今週末も雲の多いスッキリしない天気となる見込みです。週の前半の晴れ間を有効活用してください。
また、梅雨入りしている沖縄や奄美は曇りや雨の日がほとんどで、スッキリしない空もようが続く見込みです。週の前半は晴れ間のでる九州南部も、週の後半からは雲が多い天気となるでしょう。

週の後半は夏日が増える

今週は、先週のような極端な暑さは落ち着く見込みです。5月も終わりを迎えていますが、今週の前半の気温はこの時期としては低めです。日中はすがすがしいですが、朝晩は少しヒンヤリと感じることもあるでしょう。28日(水)から30日(金)にかけてはこの時期らしい体感となり、西・東日本を中心に最高気温が25℃以上の夏日が続く所が多くなる見込みです。湿度が高くなる日があり、蒸し暑く感じられる日もありそうですから、熱中症に気をつけるほか、食品の管理などにご注意ください。週の終わりは、北日本の気温が高めで夏日の所もありますが、東・西日本は、再び暑さが落ち着く見込みです。

来月から本格的な雨の季節へ(出典:気象庁HP)

5月も最終週を迎えました。6月に入ると北海道を除く各地方が梅雨入りし、本格的な雨の季節となります。今年は、九州南部は5月16日ごろ、奄美は5月19日ごろ、沖縄は5月22日ごろに梅雨入りをしています。沖縄や奄美では平年より遅かったものの、九州南部は平年よりかなり早い梅雨入りでした。6月上旬は、九州北部から関東甲信が梅雨入りする時期です。雨の季節に備えて、避難用持ち出し袋の中身の見直しを行い、ハザードマップの再確認をしておきましょう。避難場所や避難経路の共有を家族間でしておくことも大切です。

(気象予報士:ふぅ)

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