◆今週のポイント
・17日にかけ北日本は猛吹雪や暴風、高波に警戒
・18~19日頃も曇りや雨で寒さが続く
・20日以降は春らしい暖かさ 気温の変化に注意

17日(月)にかけて、低気圧が急速に発達しながら千島近海へ進む見込みです。次第に西高東低の気圧配置に変わり、上空には強い寒気が流れ込むでしょう。
北日本では17日(月)にかけて大雪となる所がある見込みです。太平洋側中心に風も強まり、猛吹雪や暴風、高波にも警戒が必要となるでしょう。交通への影響や、電線や樹木への着雪、雪崩にも注意をしてください。
東日本や西日本の太平洋側は、17日(月)になると晴れ間の戻る所が多くなりますが、風が冷たく、気温も平年を下回る所が多くなるでしょう。

18日(火)から19日(水)頃は、本州付近を通過する低気圧の影響で全国的に雲が広がり、雨や雪の降る所があるでしょう。北日本から東日本の太平洋側を中心に荒れた天気となる恐れがあり、今後の予報に注意が必要です。
20日(木・春分の日)以降は高気圧に覆われ、東日本や西日本を中心に、広い範囲で日差しが届くでしょう。春分の日を境に、昼間の時間は長くなっていきます。日脚が伸び、少しずつ強くなっていく日差しに、春らしさを感じられそうです。

そして気温も20日(木・春分の日)を境に、日ごとに高くなっていくでしょう。21日(金)は東京や名古屋、大阪で17℃、福岡で20℃の予想で、22日(土)には東京や名古屋も21℃まで上がる見込みです。春本番の暖かさで、日中は上着要らずの陽気となるでしょう。
この暖かさが桜の開花を後押しし、3月下旬からは続々と桜開花の便りが届くかもしれません。最新の気象情報なども確認しながら、お花見の計画を立てるのも良さそうです。
(気象予報士:まりー)