◆今週の天気のポイント
・日本海側を中心に大雪による交通障害に警戒
・真冬の寒さが戻るため体調管理に注意
今週は、再び冬型の気圧配置が続くため日本海側を中心に大雪の恐れがあり、全国的に真冬の寒さが戻るでしょう。
↓17日(月)~22日(土)の予想気圧配置↓
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冬型の気圧配置が続く
週明けの17日(月)は気圧の谷が日本付近を通過し、次第に冬型の気圧配置が強まる見込みです。冬型の気圧配置は週末の22日(土)にかけて続くため、今週は日本海側では広い範囲で雪が降りやすくなり、太平洋側では乾燥した晴天の所が多く、冬の天気分布となるでしょう。
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特に、19日(水)頃にかけては上空1500m付近に-12℃以下の強い寒気が北陸や北日本付近に流れ込む見込みです。北陸や北日本の日本海側を中心に平地を含めて警報級の大雪となる恐れがあり、風も強まりふぶく所もあるでしょう。車の立往生が発生したり、鉄道や航空機などに影響が出る可能性もあるため、大雪による交通障害に警戒してください。最新の気象情報や交通情報を確認し、場合によっては予定を変更することも必要です。
また、屋根からの落雪や電線への着雪による停電が発生する可能性もあるため、今のうちに雪下ろしをしたり、停電への備えをするなど、大雪への備えをしてください。
週末の22日(土)頃からは、再び強い寒気が流れ込み冬型の気圧配置が強まる可能性もあるため、今後の情報に注意が必要です。
晴れ間の多い太平洋側も北寄りの風がやや強く、空気の乾燥した状態が続くでしょう。火災が発生しやすくなるため、火の取り扱いには十分注意してください。
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今週は強い寒気が流れ込むため、全国的に真冬の寒さが戻るでしょう。最高気温は18日(火)以降は広い範囲で平年を下回り、東日本や西日本でも10℃に届かず、名古屋や福岡などでは5℃を少し超える程度の日もあり、厳しい寒さになる見込みです。北寄りの風も冷たく、より一層寒く感じられるため、特に外出の際は防寒対策を万全にしてください。
また、朝の冷え込みも強まり、西日本や東日本でも0℃前後まで下がる所が多くなるでしょう。
暦の上では春を迎え2月も後半に入っていますが、今週は真冬の寒さが戻るため、体調管理に十分注意してください。
(気象予報士:むーらん)