◆今週の天気のポイント
・13日(月・成人の日)は太平洋側で穏やかに晴れる
・15日(水)～16日(木)は冬型の気圧配置が強まり、日本海側で荒れた天気
・週の中での気温の変化が大きいため体調管理を万全に
今週は、週の中頃に冬型の気圧配置が強まり、北日本の日本海側や北陸を中心に荒れた天気となる所があるでしょう。
↓13日(月)～18日(土)の予想気圧配置↓
15日(水)～16日(木)にかけて冬型が強まる
三連休最終日の13日(月・成人の日)は、日本海側は寒気の影響で雨や雪が降り雷を伴う所もあるでしょう。成人式などお出かけの際は雨具が必要です。また、雨の降る所もあるため路面状況の悪化に注意してください。太平洋側は日差しが戻るため、穏やかな成人の日となるでしょう。
連休明けの14日(火)も、日本海側では雨や雪の降る所が多いですが、太平洋側はおおむね晴れる見込みです。
15日(水)は、気圧の谷が通過するため全国的に雲が出やすくなり、日本海側は雨や雪の降る所が多いでしょう。西日本や北日本では、太平洋側でも天気の崩れる所がある見込みです。
気圧の谷の通過後の16日(木)は、冬型の気圧配置が強まり、平地でも雪の目安となるような上空1500m付近で－6℃以下の寒気が西～東日本の太平洋側まで南下する見込みです。日本海側では雨から次第に雪に変わり強く降る見込みで、積雪が急増する恐れがあり、風も強まりふぶくでしょう。北陸や北日本の日本海側を中心に荒れた天気になる恐れがあるため、最新の気象情報や交通情報を確認してください。
太平洋側は晴れる所が多いですが、北寄りの風がやや強く吹くでしょう。空気が乾燥するため、火の取り扱いに注意してください。
17日(金)も北陸や北日本の日本海側を中心に雪や雨が降りますが、大雪のピークは越える見込みです。
18日(土)は冬型の気圧配置が緩み、高気圧に覆われ太平洋側を中心に穏やかに晴れて、日本海側でも日差しの届く所が多くなるでしょう。
今週の初めは寒気の影響が弱まり、気温は平年並みか高くなる所が多いでしょう。最高気温は西日本や東日本で10℃を超える所もあり、日中の寒さは多少和らぐ見込みです。週の中頃になると、寒気が流れ込み札幌では日中も0℃に届かず、16日(木)の最高気温は関東以西でも８℃前後の所が多く厳しい寒さとなるでしょう。その後、週末にかけて再び寒気の影響が弱まり、気温はほぼ平年並みに戻る所が多くなる見込みです。
今週は、週の中での気温の変化が大きくなります。週末には大学入学共通テストが予定されているため、特に受験生の方は体調管理に注意してください。
(気象予報士：むーらん)
