◆今週のポイント
・11日(水)~12日(木)は冬型強まる
・14日(土)以降も冬型強まり、強い寒気が流入
・冬本番の寒さが続くため、万全の防寒を
今週はたびたび強い寒気が流れ込んでくるでしょう。8日(日)は平地でも雪の目安となるようなマイナス6℃以下の寒気が西~東日本まで南下しており、太平洋側でも一時的に雨や雪の降る所がある見通しです。
9日(月)は冬型の気圧配置が緩んで日本海側の雪や雨は小康状態となりますが、10日(火)には北日本を気圧の谷が通過し、11日(水)~12日(木)頃は再び冬型の気圧配置が強まるでしょう。
11日(水)~12日(木)頃は、山陰から北の日本海側を中心に雪や雨が降る見込みです。大気の状態が不安定となるため、落雷や突風にも注意が必要となるでしょう。
また、14日(土)以降も再び冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に荒れた天気となる恐れがあります。吹雪による交通障害や、積雪の増加、着雪による停電や雪崩などに十分注意をしてください。
太平洋側は晴れる日が多く、空気の乾燥が続くでしょう。週後半は低気圧が通過する影響で一時的に天気が崩れる可能性があるため、最新の予報をご確認ください。
気温は平年並みか低く、真冬並みの寒さになる日もあるでしょう。特に強い寒気が流れ込んでくる週後半は寒さが厳しく、14日(土)の予想最高気温は、大阪12℃、名古屋や福岡で11℃、広島で10℃など、平年並みか平年を下回る予想となっています。
また、朝晩の冷え込みも強まり、北海道や東北北部では連日氷点下となるでしょう。晴れる太平洋側の地域も放射冷却現象が強まり、冷え込みが強まる見込みです。冬本番の寒さが続くため、万全の防寒をして体調を崩さないようお気をつけください。
(気象予報士:まりー)