◆今週のポイント
・26日~27日は雨風強まり荒天に
・28日以降は冬型の気圧配置
・気温変化大 体調管理に十分注意を
25日(月)は移動性高気圧に覆われ、全国的に晴れるでしょう。明け方頃まで雨や雪が残る北陸や東北の日本海側も、次第に晴れ間が広がる見込みです。
26日(火)は低気圧や前線が近付き、西から天気が下り坂に向かいます。27日(水)にかけて広い範囲で雨が降り、風の強まる所もあるでしょう。前線通過時は激しい雨や落雷、突風にも注意が必要です。
28日(木)以降は低気圧や前線が東へ抜け、次第に冬型の気圧配置に変わります。太平洋側は天気が回復して晴れ間が出ますが、日本海側は冷たい雨や雪が降るでしょう。
今回は西回りで寒気が流れ込んでくる見込みで、山で雪の目安となる寒気は九州の太平洋側まで、平地でも雪の目安となる寒気は北海道や東北北部まで南下するでしょう。九州から次第に平年を下回る気温となり、週末は全国的に晩秋から初冬の寒さになりそうです。
気温の変化が非常に大きくなるため、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。25日(月)は日差しの温もりを感じられ、26日(火)~27日(水)も暖気の影響で全国的に気温が高めとなりますが、28日(木)以降はグッと冷え込んできます。朝晩は東日本や西日本も一桁の冷え込みとなり、内陸部では霜が降りるような寒さとなるでしょう。
東日本や西日本で紅葉が見頃を迎えてきており、市街地でも葉の色付きが進んでいます。週後半は風が冷たくなるため、紅葉狩りは風を通しにくい暖かい服装でお出かけください。特にライトアップなどを見に行かれるなど、夜のお出かけは最低気温も目安にして服装を選ぶと良さそうです。
(気象予報士:まりー)