◆今週の天気のポイント
・連休明けは広い範囲で曇りや雨に、雨脚の強まる所も
・暑さが戻るため体調管理に注意
三連休最終日の14日(月・スポーツの日)も、移動性高気圧に覆われる北日本や東日本を中心におおむね晴れて行楽日和が続きますが、湿った空気が流れ込む西日本は雲が広がりやすくなるでしょう。九州などでは雨の降りだす所もあるため、お出かけの際は雨具があると安心です。
↓15日(火)～19日(土)の予想気圧配置↓
天気は周期変化
連休明けの15日(火)は、前線が日本海から近づくため全国的に雲が多くなり、西日本や北海道では雨の降りだす所もあるでしょう。この前線が16日(水)には日本付近を通過するため、広い範囲で雨が降り傘の出番となる見込みです。前線が通過する際は雨脚の強まる所もあるでしょう。
17日(木)は、移動性高気圧に覆われるため全国的に晴れ間が広がる見込みです。洗濯物の外干しや布団干しなどに日差しを活用したり、部屋の空気の入れ替えをするのも良いでしょう。
18日(金)も日差しの届く所が多いですが、19日(土)は低気圧からのびる前線が通過するため、西日本から北日本の広い範囲で再び雨が降る見込みです。次の週末にお出かけなど予定されている方は、最新の気象情報を確認してください。
気温は平年より高い日が多いでしょう。最高気温は、関東から西の地方で25℃以上の夏日になる所が多く、名古屋や福岡などでは30℃くらいまで上がる日もある見込みです。曇りや雨の日でも気温が高く、蒸し暑く感じられるため油断をせずに暑さ対策をしてください。また、札幌でも最高気温が20℃を超える日もある予想で、この時期としては暖かいでしょう。
暖かい空気が流れ込みやすくなるため、最低気温も平年より高くなる所が多く、朝の冷え込みも緩んでくる見込みです。
高温に関する早期天候情報（出典：気象庁HP）
気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表しており、東北から沖縄で16日(水)頃から、5日間平均気温が平年よりかなり高くなると予想されています。農作物の管理などに注意してください。
今週は季節外れの暑さになる所が多く、日中は西日本や東日本を中心にまだ半袖が活躍する日があるでしょう。気温の変化が大きな時期となっているため、体調管理に十分注意をしてお過ごしください。
高温に関する早期天候情報とは？
10年に1度程度しか起きないような著しい高温になる可能性が、いつもより高まっている時に注意を呼びかける情報
(気象予報士：むーらん)
