◆今週のポイント
・10日(月)にかけて雨で激しく降る所も
・11日(火)以降は日差し届く 梅雨入りはまだ先か
・30℃以上の真夏日予想も 熱中症対策を
9日(日)は低気圧や梅雨前線の影響で、九州南部や四国で激しい雨を観測しています。10日(月)にかけて雨雲は東へ進み、10日(月)朝は東海で激しい雨の降る所があるでしょう。関東も、通勤通学の時間帯は南部を中心に雨となる見込みです。
11日(火)は梅雨前線が停滞する沖縄で雨が降りやすくなりますが、東日本や西日本は天気の回復する所が多くなります。12日(水)は北日本も広く晴れるでしょう。
13日(木)以降も梅雨前線は東シナ海から日本の南に停滞する見込みです。沖縄・奄美では梅雨空が続きますが、西~北日本は日本海側を中心に晴れ間のでる所が多くなるでしょう。お洗濯や布団の外干しなど、梅雨入り前の日差しを有効にお使いください。
15日(土)頃からは、梅雨前線が次第に本州付近に北上してくるでしょう。平年より梅雨入りが遅れている九州北部や中国地方~関東も、徐々に長雨の季節に入っていく見通しです。前線の動向次第で梅雨入りのタイミングが変わるため、今後も最新の情報に注意が必要です。
気温は平年並みか高い日が多くなるでしょう。11日(火)は名古屋で30℃、大阪で29℃まで上がる予想で、東京も7月並みの暑さになりそうです。さらに、14日(金)は東京都心でも今年初の真夏日となる可能性があり、15日(土)にかけて名古屋や大阪、福岡では30~31℃まで上がるでしょう。熱中症に十分注意が必要です。
暑くなるとエアコンを使う方も増えてくると思いますが、エアコンの試運転がまだの方は、ぜひ早めに行っておいてください。暑い時期を快適に過ごせるよう、故障等がないかチェックしておくと安心です。
(気象予報士:まりー)