週の前半は大雨に警戒、台風1号の動向にも注意

◆今週の天気のポイント
・27日(月)~29日(水)は西日本~東日本の太平洋側で大雨に警戒
・フィリピンで台風1号が発生、今後の動向に注意
・気温の変化に合わせた服装を選び、体調管理に注意

台風1号の現在位置と予想進路(26日午前9時現在)

26日(日)9時に、フィリピンで熱帯低気圧が台風1号になりました。台風1号は今後次第に北東へ向きを変え、28日(火)には暴風域を伴い、29日(水)には沖縄の大東島地方に接近する可能性があります。最新の台風情報を確認し、台風への備えを早めに進めてください。その後の進路は予報円が大きくまだはっきりしませんが、今後の台風の動向に注意が必要です。

↓28日(火)12時の雨の予想↓

西日本~東日本の太平洋側で大雨に警戒

週の前半の27日(月)~28日(火)は前線や低気圧の影響で広い範囲で雨が降り、29日(水)も東日本や北日本で雨が残るでしょう。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本では28日(火)にかけて、東日本の太平洋側では29日(水)頃にかけて警報級の大雨となる恐れがあります。最新の気象情報を確認し、台風から離れていても大雨への備えをしてください。

30日(木)は高気圧に覆われ、東日本や北日本の天気も回復し、広い範囲で晴れるでしょう。洗濯物の外干しや布団干しなど日差しを有効に活用してください。日差しが強いため、外出の際は紫外線対策が必要です。
31日(金)~6月1日(土)は、前線や低気圧が近付くため再び雲が広がりやすくなり、雨の降る所もあるでしょう。週末にお出かけなど予定されている方は、最新の気象情報を確認してください。

今週は、週の中での気温の変化が大きくなる見込みです。最高気温は28日(火)~29日(水)は平年並みか平年より低い所が多いですが、30日(木)になると広い範囲で平年を上回るでしょう。関東から西の地方では30℃前後まで気温の上がる所もあり、暑くなるため熱中症対策が必要です。週の終わり頃になると、再び最高気温は平年並みか平年を下回るでしょう。また、晴れる日は朝晩と日中の気温差が大きくなる日もある見込みです。
気温の変化に合わせた服装を選び、体調を崩さないように注意してください。

(気象予報士:むーらん)

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