九州南部 重大な災害に警戒

梅雨前線は依然として活発で、九州の西の海上から発達した雨雲が鹿児島県に次々と流れ込んでいます。
この線状降水帯のかかり方は、過去大雨による災害が発生した時と酷似する危険な状況で、宮崎県えびの市では降り始めからの総雨量が600mmを超えるなど、すでに先行する大雨で地盤が緩んでいるなか、再び今夜からあすにかけても断続的に50mm/hを超える激しい雨となる見込みで、九州南部(特に鹿児島県)を中心に重大な大雨災害が発生するおそれがあります。
避難や対策はなるべく明るいうちに済ませ、雨の降り方や家の周りの異変に気をつけるとともに、土砂災害や河川の氾濫、浸水等に厳重に警戒してください。

線状降水帯(せんじょうこうすいたい)とは?
次々と発生する発達した雨雲(主に積乱雲)がライン状に組織化することによって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる降水帯で、集中豪雨の災害の多くの原因になっているもの

2日朝にかけても激しい雨に警戒




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“季節を五感で生きる予報士”
カメラで雲や風景などをおさめるのが日課。
春はお花見、夏は登山、秋は紅葉、冬はスノボ三昧!(まれに骨折あり)
研究対象は積乱雲で、気象庁の竜巻突風予測情報検討会の委員を歴任。
どんなに寒くてもコートを着ない薄着志向。