台風12号 九州で立ち往生か

台風12号は午前1時頃に三重県伊勢市付近に上陸後、中国地方を縦断し、まもなく九州北部に達します。
台風本体の非常に発達した雨雲がかかり、今朝未明は三重県や奈良県を中心に猛烈な雨を観測したほか、湿った空気の影響で関東甲信〜近畿地方の山沿いを中心に断続して激しい雨が続いています。
また、新潟県内はフェーン現象で気温が上がり、39℃近くに達しています。

台風は西の高気圧にブロックされて、九州の西海上で行き場を失い複雑な動きとなる見込みで、九州地方では明後日にかけて雨や風の影響が長引くおそれがあります。台風本体の雨雲がかかると1時間50mmの激しい雨となるおそれがあり、台風の勢力が衰えても大雨に警戒が必要です。また沿岸部では引き続き、強風、高波にもご注意下さい。

各地で観測されている大雨と暴風(12:00現在)
大雨 埼玉県秩父市三峰
栃木県奥日光
390mm
264mm
強雨 三重県南伊勢町
三重県名張市
山梨県上野原市
埼玉県秩父市
91mm/h
68mm/h
58mm/h
51mm/h
暴風 静岡県石廊崎
愛知県豊橋市
42.9m/s
36.5m/s

↑ 行き場をなくす台風

◆台風12号のポイント
関東甲信山沿い 大雨の土砂災害に警戒
西日本の豪雨被災地も激しい雨に警戒
夜は動きが鈍化 九州で影響長引く




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ABOUTこの記事をかいた人

“季節を五感で生きる予報士”
カメラで雲や風景などをおさめるのが日課。
春はお花見、夏は登山、秋は紅葉、冬はスノボ三昧!(まれに骨折あり)
研究対象は積乱雲で、気象庁の竜巻突風予測情報検討会の委員を歴任。
どんなに寒くてもコートを着ない薄着志向。