日本付近は暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となっており、週末にかけて西~北日本の広範囲で不安定な天気が続くでしょう。
きょう19日(木)は四国や近畿、東海地方を中心に発達した雨雲が流れ込み、局地的に1時間に70mmを超える非常に激しい雨が降っています。あす20日(金)にかけて四国地方を中心に雨量はさらに増えるでしょう。九州地方も今夜から再び発達した雨雲が流れ込む見込みで、雷を伴った激しい雨や大雨に警戒が必要です。
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週末にかけて上空に寒気を伴った気圧の谷が大陸から進んでくる予想で、21日(土)は九州北部や中国地方など日本海側にも発達した雨雲がかかり雨脚が強まる見込みです。週明けにかけて九州~東北地方の各地で雨雲の発達しやすい状況が続くため、急な雷雨や突風などに十分注意してください。
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天気の急変にご注意
これまでの大雨で大量の雨水が地中に残り、各地で地盤がかなり緩んでいるとみられます。雨が降っていなくても大規模な土砂災害が発生したり、急に川が増水するおそれがありますので、異変を感じたら直ぐに安全な場所に移動するようにしてください。また、気温も上がり、熱中症リスクも高まってきています。避難生活を続けている方や復旧作業にあたられている方も出来るだけ涼しい環境で、こまめに水分補給と休憩をするようにしてください。
【土砂災害の前兆現象】
(気象予報士:みやっち)