7月最後の週末、太平洋高気圧は日本の東に離れており、本州付近は下層の湿った空気と上空の寒気の影響で不安定な天気となっています。
昨日(28日)から今朝(29日)にかけては東北や東日本の所々で雷雲が発生し、東京・伊豆大島や福島県、静岡県、福井県で1時間に80~100ミリを超える猛烈な雨が降ったほか、土砂災害や道路の冠水、落雷による停電被害が発生した地域がありました。
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天気の急変にご注意
東北~西日本は31日(土)ごろにかけて雷雲が発生しやすい状況が続く見込みで、天気の急変と短時間の大雨による低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に警戒が必要です。
8月1日(日)は気圧の谷や湿った空気の影響で太平洋側を中心に曇が広がり、九州や関東、東北地方など雨の降る可能性もあります。日本海側は陽射しの届くところが多い見込みです。週末にかけて全国的に真夏日のところが多く、35℃以上の猛暑日が続くところもありそうです。屋内や夜間の熱中症にも十分注意し、エアコンを適切に使用して水分補給もしっかりと行いましょう。
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(気象予報士:みやっち)