旭川で初霜 寒暖差に注意を

本州付近は移動性高気圧に覆われ、広い範囲で爽やかな秋晴れに。朝晩はめっきり秋らしく涼しくなってきました。けさ(26日)は今季一番の冷え込みとなったところも多く、北海道の内陸部では氷点下の冷え込みに。旭川では今季全国初となる初霜を観測しました。平年より12日早く、昨年より9日早い観測です。

この週末は秋晴れをもたらしている高気圧の中心が東海上へ進み、西から気圧の谷が進んできます。そのため、西日本は高気圧の縁をまわる湿った空気の流入により、九州・四国地方はきょう26日(木)から雨雲が広がり、土日にかけて広い範囲で傘の出番となりそうです。局地的に雷を伴って雨の強まるところもありますのでご注意ください。

28日09時(土曜日)の予想天気図

↑高気圧は東へ 西から気圧の谷が近づく

一方、東日本や東北地方は土曜日にかけて高気圧の圏内で秋晴れとなるところが多いでしょう。ただ、こちらも日曜日になると雨雲が広がり、来週前半にかけてスッキリしない天気が続きそうです。洗濯物は土曜日までに片づけておきたいところです。北海道は週末も大きな天気の崩れはなくお出かけ日和となるでしょう。朝晩と日中の寒暖差が10℃前後となり、体調を崩しやすくなる時期です。調整しやすい服装でお出かけください。

沖縄地方も沖縄本島は概ね晴れますが、先島諸島は雨や曇りのスッキリしない天気となりそうです。なお、来週は熱帯低気圧(または台風)が接近する可能性があります。気象情報をこまめに確認するようにしてください。

▼各地の予想気温

(みやっち)

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