初日の出は太平洋側で期待大 年始の天気傾向は?

◆今週のポイント
・元旦は太平洋側で初日の出期待大
・2日(火)以降も天気は周期変化
・気温は全国的に高く、雪崩や落雪に注意

大晦日は低気圧や前線の影響で、広い範囲で雨や雪が降っています。次第に冬型の気圧配置に変わる見通しで、日本海側では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。日本海側は大晦日の夜から元日にかけて雨から雪に変わる所が多く、局地的な雪の強まりや落雷、突風などに注意が必要です。

太平洋側は元旦になると天気の回復する所が多く、初日の出も期待できそうです。各地の初日の出の時刻は、札幌7:06、仙台6:53、東京6:50、名古屋7:00、大阪7:05、広島7:16、福岡7:22、那覇7:17などとなっています。晴れる地域も風が強まり、寒くなるでしょう。厚手のコートやマフラー、手袋などで防寒をしてお出かけください。

2日(火)は冬型の気圧配置が緩み、広い範囲で日差しが届くでしょう。東~西日本の日本海側も天気が回復する見込みです。北日本の日本海側は、日中雪や雨の止む所が多くなりますが、夜になると再び雪雲や雨雲のかかる可能性があります。

3日(水)になると、気圧の谷の影響で東~西日本も再び天気が崩れるでしょう。西から雨の範囲が広がり、全国的にスッキリしない天気となりそうです。

4日(木)~5日(金)は太平洋側で晴れる所が多く、比較的過ごしやすい陽気となるでしょう。週末は3月並みの気温が予想されている所も多く、地域によっては桜が咲く頃の暖かさとなりそうです。

また、日本海側の各地も、平年と比べてかなりの高温となる見通しです。積雪の多い地域では雪崩や屋根からの落雪などに十分注意をするようにしてください。

6日(土)~成人の日にかけての三連休は、低気圧や前線の影響で広い範囲で天気が崩れる可能性があります。まだ予報に幅がありますので、お出かけの予定がある方は最新の情報をご確認ください。

(気象予報士:まりー)

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