天気は短い周期で変わる、気温変化にも注意

◆今週のポイント
・天気は短い周期で変化
・東~西日本は季節外れの陽気も
・17日(日)以降は再び寒くなる

今週は低気圧や前線が日本付近を次々と通過する見込みで、短い周期で天気が変わっていくでしょう。

11日(月)は西から前線を伴う低気圧が近付き、九州は広く雨で午後から雷を伴い激しく降る所もあるでしょう。夕方以降は中国や四国も雨が降り出し、夜は近畿~関東まで雨の範囲が広がる見込みです。12日(火)朝の通勤・通学の時間帯は東北~東海付近で本降りの雨となり、風も強まって荒れた天気となるでしょう。

低気圧や前線が通過した13日(水)には、冬型の気圧配置に変わる見込みです。太平洋側は晴れ間が戻りますが、日本海側は雲が多くなるでしょう。北海道や東北北部は雪で、風が強くふぶく恐れもあるため、注意が必要です。

14日(木)以降は再び西から低気圧や前線が近付きます。15日(金)は全国的に曇りや雨、または雪が降る見込みで、16日(土)にかけてぐずついた天気となりそうです。また、低気圧や前線が抜けた17日(日)以降は上空に強い寒気が流れ込む可能性があります。天気の変化だけでなく、気温の変化にも注意が必要となるでしょう。

気温の傾向としては、北日本で平年並みか低い日が多くなりますが、東~西日本は平年より高い日が多く、日ごとのアップダウンが大きくなりそうです。

予想最高気温は、週前半に東海以西で20℃前後まで上がる所があるほか、15日(金)は福岡で24℃、大阪や広島で22℃、16日(土)は東京でも24℃など、この時期としてはかなりの高温となる可能性があります。

一方で、17日(日)以降は強い寒気の流れ込みにより、大幅に気温が下がる見通しです。季節外れの暖かさから一転し、一気に真冬の寒さとなることが予想されますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

(気象予報士:まりー)

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