3連休 北・東日本で雨脚強まる

北海道や東北北部、九州北部や中国地方は高気圧に覆われて晴れています。一方、高気圧の縁を回る湿った空気や前線の影響で四国~東日本を中心に雨雲が流れ込んでおり、局地的に雨脚の強まっているところがあります。午後は雨の降るエリアが広がり、中国地方や東北地方も雨の降るところがあるでしょう。

あす23日(金・秋分の日)から24日(土)にかけては雨の降るところが多いでしょう。北日本や北陸地方は気圧の谷や前線の通過、東日本太平洋側は南海上から北上する熱帯低気圧(または台風)の接近に伴い、雨の降り方が強まる見込みで、特に三重県周辺で大雨となるおそれがあります。先日の台風14号に伴う大雨で地盤が緩んでいるおそれがありますので、土砂災害などに十分注意して下さい。

異音がしたら要注意

25日(日)は高気圧が大陸から日本海に進んでくるため、北日本と東~西日本の日本海側を中心に晴れる見込みです。東~西日本の太平洋側も晴れ間の出る所はありますが、湿った空気の影響で雲が広がりやすく、関東地方は雨の降りやすい天気が続く見込みです。

秋のお彼岸

台風14号通過後に流れ込んだ寒気の影響で、今朝(22日)にかけて北日本を中心に冷え込みが強まり、北海道下川町で最低気温0.1℃(11月上旬並み)を観測しました。関東から西の地域も10月並みの肌寒さとなっているところがありますが、3連休は南から暖かな空気が流れ込むため、蒸し暑くなりそうです。気温の変化が大きくなっていますので、服装等で上手に調節して体調管理に努めましょう。

(気象予報士:みやっち)

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