北日本は冬型続く、西・東日本にもクリスマス寒波到来

◆今週の天気のポイント
・北日本は冬型が続き、大雪・暴風雪・高波など荒れた天気となる恐れがある。
・25日(土)クリスマスは強い寒気が南下、西日本から北日本にかけて冬型が強まる。
・週の中ごろまで太平洋側は冬日和、年末年始の準備など日差しを有効に。

20日(月)~21日(火)にかけて北海道を低気圧が通過したあと、北日本は冬型の気圧配置が続く見込みです。北海道の日本海側では雪が続き、東北の日本海側から北陸にかけては、週の初めは雨の所もありますが次第に雪に変わるでしょう。冬型が長く続くため雪の量がまとまる可能性があり、オホーツク海を東へ進む低気圧の発達の程度によっては21日(火)~22日(水)ごろを中心に暴風雪や高波が続く恐れがあります。大雪・落雷・暴風雪・高波に関する今後の情報に注意してください。

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↓21日(火)の予想気圧配置↓

北日本は冬型が続く

25日(土)クリスマスには平地に雪を降らせる目安の強い寒気が西日本にまで南下し冬型の気圧配置が強まる見込みです。九州から北海道にかけての日本海側を中心に広く雪となり、風も強まりふぶく所もありそうです。積雪や路面の凍結などの恐れもありますので、歩行時の転倒に注意し、車の運転は事故のないように慎重にしてください。今週の半ばごろまでは比較的穏やかな西日本でも、週の終わりは生憎の天気となりそうです。太平洋側も南岸の低気圧や前線の影響で雲の広がりやすい天気となるでしょう。

↓25日(土)の上空の気温の様子と予想気圧配置・降水量↓

クリスマス寒波来たる

気温は、冬型が続く北日本や北陸はこの時期としては低い日が多く厳しい寒さです。その他の地方は西日本を中心に師走にしてはやや高めの日が多くなります。ただし週の終わりにはぐっと低くなりますので体調管理などに注意をしてください。

週の終わりは全国的に厳しい寒さに

今週の西日本や東日本は23日(木)ごろまで太平洋側を中心に晴れる所が多くなりそうです。年末年始の準備など日差しを有効に活用することができるでしょう。寒さが緩む21日(火)あたりは年末の大掃除にはよい天気になるかもしれません。22日(水)は冬至。21日(火)に比べて気温が低くなりますので、柚子湯にゆっくりと浸かって体を温め、心も癒してください。

22日(水)は冬至。お風呂でリラックス

(気象予報士:ふぅ)

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