北陸の鰤起こし
師走の頃、本州の日本海側では「冬の雷」が発生することがあります。冬型の気圧配置が強まり、シベリアから冷たい季節風が吹きこむと、海上で発生した雲が日本海側を覆い、時雨やあられをもたらします。特に師走の頃は海水温がまだ高いた…
師走の頃、本州の日本海側では「冬の雷」が発生することがあります。冬型の気圧配置が強まり、シベリアから冷たい季節風が吹きこむと、海上で発生した雲が日本海側を覆い、時雨やあられをもたらします。特に師走の頃は海水温がまだ高いた…
山陰地方では、成長したオスのズワイガニを「松葉ガニ」と呼びます。ぎっしりと詰まった身と上品な旨味が特徴で、この地方を代表する冬の味覚として親しまれています(福井では「越前ガニ」と呼ばれている)松葉ガニ漁は11月上旬から3…
11月に入ってからも季節の進みは遅く、西日本や東日本では例年にない暖かさが続いています。北アルプスの立山(標高3,015m)では11月8日に初冠雪を観測しましたが、平年に比べてひと月ほど遅く、1939年の観測開始以来2番…
毎年、鹿児島県の出水(いずみ)平野にはシベリアから1万羽を超えるツルが飛来し、冬を越します。今年も10月中旬には、ナベヅルなど9羽が第一陣として到着しました。ちなみに「鶴」の文字は日本各地の地名や人名に頻繁に見られます。…
青森県は国内リンゴ生産量の約6割を占め、「リンゴ王国・弘前市」など、津軽地方を中心にリンゴが産業や観光に根付いています。11月は「ふじ」や「王林」などの晩成種の収穫期となりますが、同時に初雪の季節が近づきます。津軽地方で…