3月20日は二十四節気の春分(しゅんぶん)。彼岸の中日で昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、今年は上空に真冬の寒気が流れ込んでおり、週末にかけて寒さが厳しくなるでしょう。その後は気温が上がって春の陽気となり、初夏にかけて暖かい日が続きそうです。
平均気温の傾向(4～6月)
向こう3ヶ月(4～6月)は日本付近では太平洋高気圧が西へ張り出しを強めるため、暖かい空気が流れ込みやすくなるでしょう。そのため全国的に高温傾向となる見込みです。早い時期から暑さに体に慣らし熱中症に備えることが必要になるでしょう。
降水量の傾向(4～6月)
向こう3ヶ月は本州付近には暖かく湿った空気が流れ込みやすくなるため、沖縄・奄美地方から西日本の太平洋側で多雨傾向となる見込みです。梅雨入りからまとまった雨となるおそれがありますので、大雨への備えは早めに行うようにしてください。
(気象予報士：きっしー)
