週前半は日差しあり 週後半は天気が崩れる

◆今週のポイント
・週前半は日差しあり 週後半は天気が崩れる
・気温変化も大きい 体調管理に注意が必要
・花粉の飛散がピークの所も 花粉症の方は対策を

連休明けの26日(月)は北日本で雪や雨が降りますが、東日本や西日本は太平洋側を中心に晴れ間が戻るでしょう。27日(火)~28日(水)は大陸からの高気圧が張り出し、日差しの届く所が多い見込みです。

29日(木)から3月1日(金)にかけては、低気圧が本州南岸を発達しながら進む可能性があります。東日本や西日本は広く冷たい雨となり、内陸部など雪の降る所もあるでしょう。降り方が強まったり、風が強まる所もありそうです。

また、低気圧が通過した後は西高東低の気圧配置に変わる見込みです。太平洋側は晴れ間が戻りますが、北日本は日本海側を中心に雪が降るでしょう。

気温は日ごとの変化が大きくなる見込みです。25日(日)は東日本を中心に厳しい寒さとなっていますが、26日(月)以降はいったん寒さが緩み、晴れる所は日差しの温もりを感じられるでしょう。

一方で、低気圧の通過後は再び寒気が流れ込むため、気温は全国的に平年よりも低くなる見込みです。3月初めは真冬並みの寒さで風も冷たく吹くでしょう。体調管理に十分お気をつけください。

そして、この時期もう一つ注意をしたいのが花粉です。週前半は日差しの届く所が多く、気温が上がる日もあるため、花粉の飛散量が増える可能性があります。西日本や東日本では花粉の飛散量がピークを迎えている地域もあり、花粉症の方は万全の対策が必要でしょう。

花粉の飛びやすい日は雨上がりの翌日や、空気が乾燥して風が強い日も当てはまります。また、花粉が飛びやすい時間帯もあり、朝に林や森で舞った花粉が都市部にやってくる昼過ぎと、気温が下がることで空に舞っていた花粉が地上付近に落ちてくる日没前後は特に注意が必要です。

花粉症対策で重要なのは、身体に侵入する花粉の量を極力減らすことです。花粉の付きにくい服を選んだり、帰宅時には花粉をしっかり払うなど対策をしてお過ごしください。

(気象予報士:まりー)

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