少し暖かな年末・年始

12月も半ばとなりいよいよ年の瀬が迫ってきました。2023年の気象を振り返ると、容赦ない猛暑に見舞われた夏が強く印象に残ります。“今年の漢字”第2位に「暑」がランクインしたことも頷けます。さて、最新の予報によると年の初めにかけて寒暖の大きな波があるようです。17日(日)からの一週間は強い冬型で全国的に厳しい寒さとなり、日本海側の各地は大雪となる恐れがあります。幸いその後は天気の傾向が変化し、年末・年始は比較的暖かな日が多くなる見込みです。穏やかな天気の中で初日の出を拝むことができるといいですね。

平均気温の傾向(12/16~1/15)

17日(日)から23日(土)頃にかけては日本付近に強い寒気が南下するため、全国的に気温は平年を下回るでしょう。その後は暖かな空気に覆われる日が多くなる見込みです。年末・年始は比較的過ごしやすい陽気に恵まれそうです。

降水量の傾向(12/16~1/15)

期間初めに予想されている強い寒波の影響で、日本海側では各地で降雪量が多くなる見通しです。また、西日本の太平洋側は湿った空気の影響を受ける期間があり、降水量がやや多くなる見込みです。

(気象予報士:ファーマー)

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