週前半は広く秋晴れ 紅葉が見頃の所も

◆今週のポイント
・週前半は広く秋晴れ 週後半は日本海側で雨
・一日の気温差大 朝晩は空気が冷たい
・葉の色付き進む 紅葉が見頃を迎えている所も

週明け23日(月)は北日本で明け方まで雨や雷雨の所がありますが、日中はほぼ全国的に晴れる見込みです。24日(火)も広い範囲で秋晴れとなるでしょう。

25日(水)は北日本や関東周辺でやや雲が広がりやすくなるものの、西日本は晴天傾向が続く見込みです。26日(木)以降は次第に西高東低の気圧配置に変わり、北陸や北日本の日本海側を中心に雨が降りやすくなるでしょう。太平洋側はカラッと晴れる所が多くなりそうです。

最高気温はこの時期としては高い所が多くなります。関東以西は25℃近くまで上がる日もある見込みで、動くと汗ばむ陽気になるでしょう。北日本や北陸も平年より大幅に気温が高く、農作物の管理などに注意が必要となりそうです。

一方、最低気温は西日本や東日本を中心に平年並みの予想で、晴れる日ほど朝晩の冷え込みが強まるでしょう。内陸部を中心に、朝晩と日中で15℃くらいの気温差になる所もありそうですから、服装選びや体調管理にはくれぐれもご注意ください。

秋が深まり、紅葉は順調に進んでいるようです。北海道の層雲峡や定山渓は、今まさに見頃を迎えており、赤や黄色に色付いた葉を楽しめるでしょう。

東北北部や南部の山沿いも、見頃のエリアが広がってきています。青森県の岩木山や山形県の鳥海山は今がちょうど見頃です。また、東日本の山沿いも色付きが進んでおり、長野県の上高地や群馬県の白根山などが見頃のピークとなっています。

今週は秋晴れの日が多くなるため、紅葉狩りも存分に楽しめそうです。お出掛けされる方は最新の気象情報を確認し、服装選びなどにもお気をつけください。

(気象予報士:まりー)

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