◆今週のポイント
・強い台風7号が北上中
・14日(月)頃から荒天に警戒
・台風通過後は東～西日本で晴れ間戻る
台風7号の現在位置と予想進路（13日午前9時現在）
強い台風7号は、13日(日)午前9時現在、八丈島の南にあって、ゆっくりと北西に進んでいます。14日(月)にかけて勢力を維持して北上し、15日(火)に東～西日本にかなり接近し、上陸する恐れがあります。東～西日本では、暴風や大雨、高波に厳重な警戒が必要です。
東～西日本では、14日(月)頃から荒天となる恐れがあり、早めの備えが必要です。13日(日)の内に側溝や雨どいなどを掃除し、飛ばされやすいものは片付けておくなど、台風への備えを進めるようにしてください。
台風の北上に伴って、東～西日本の太平洋側では14日(月)から非常に強い風が吹く見込みです。東海では14日(月)～15日(火)にかけて、近畿では15日(火)に、走行中のトラックが横転するほどの猛烈な風が吹く恐れがあります。
台風接近前から湿った空気の影響で太平洋側を中心に雨が降り、14日(月)～15日(火)は東海を中心に大雨となるでしょう。東海では15日(火)朝までの24時間に最大で500mmの降雨が予想されており、その後16日(水)朝までの24時間で更に300～400mmの雨が降る恐れがあります。そのほか近畿や、湿った空気の流れ込みが強まる関東や四国でも大雨となる見通しです。土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
16日(水)になると台風は日本海へ抜け、17日(木)には北海道方面へと進む見込みです。北日本は雨や風が強まる恐れがありますので、今後の情報にご注意ください。
一方、東～西日本は高気圧が張り出すため、18日(金)～20日(日)頃にかけて晴れ間が広がるでしょう。ただ、安定した晴天という訳ではなく、にわか雨や雷雨が発生する可能性がありますので、空模様の変化にお気をつけください。
最高気温は平年並みか高い日が多く、東～西日本を中心に35℃以上の猛暑日が予想されています。立秋を過ぎ、暦の上では秋となりますが、引き続き熱中症には十分注意をしてお過ごしください。
（気象予報士：まりー）
