高温傾向続く

向こう1ヶ月(8月5日~9月4日)も太平洋高気圧の勢力が例年よりやや強く、全国的に高温傾向が続く見通しです。8月8日は「立秋」でこの日を境に日中の暑さを「残暑」と呼ぶようになりますが、暑さは8月上旬の今頃がピークで夏はまだまだ続きます。記録的な猛暑に見舞われている今夏、体調を崩されている方もいらっしゃると思います。質の良い睡眠と食事を心がけながら、夏の後半戦を乗り切りましょう。

平均気温の傾向(8/5~9/4)

8月の第2週は台風6号の影響で曇りや雨の日があり、本州付近の暑さは一時的に治まりそうです。その後は再び暑くなる見通しで、気象庁は北・東日本を対象に高温に関する早期天候情報を発表しています。ただ、次の台風や太平洋高気圧の後退を示唆する気象予測モデルがあることから、全国的に概ね平年並みで推移する可能性もあります。

降水量の傾向(8/5~9/4)

台風6号の進路次第ですが、8月8日から10日にかけて西日本の太平洋側を中心に大雨となる恐れがあります。また、次の台風の接近や高気圧の勢力が予想より弱めで推移する可能性があり、その場合には西日本日本海側や東日本太平洋側でも降水量は平年よりやや多くなる見込みです。

(気象予報士:ファーマー)

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