◆今週の天気のポイント
・週の初めは梅雨の晴れ間、日差しの有効活用を
・週中頃から梅雨空が戻り、九州南部・奄美では降水量が多くなる可能性も
週明けの19日(月)~20日(火)は、梅雨前線が南下し高気圧に覆われ晴れる所が多く、梅雨の中休みとなる見込みです。洗濯物の外干しなどに、日差しを有効に活用すると良いでしょう。ただし、梅雨の晴れ間の日差しは強いため、外出の際は帽子や日傘、日焼け止めクリームを使用するなど十分な紫外線対策が必要です。
21日(水)以降は、梅雨前線が次第に北上して本州付近に停滞し、西からは低気圧も進んでくる見込みです。このため、次第に曇りや雨のすっきりしない天気になる所が多くなり、梅雨空が戻るでしょう。低気圧が通過する際は、雨脚の強まる所もある見込みです。特に21⽇(水)~22⽇(木)頃は、九州南部・奄美を中⼼に降⽔量が多くなる可能性もあるため、最新の気象情報を確認してください。
週末の24日(土)は、梅雨前線がやや南下するため、雲が多いながらも多少晴れ間のでる所もあるでしょう。
↓21日(水)~23日(金)の予想気圧配置↓
梅雨前線や低気圧の影響で雨脚の強まる所も
沖縄では22日(木)頃までは梅雨空が続き、激しい雨の降る日もあるでしょう。沖縄の梅雨明けの平年は6月21日頃ですが、今年は梅雨明けが平年よりやや遅くなる見込みです。23日(金)以降は次第に晴れ間がでるため、梅雨明け間近となる可能性があります。
気温は、平年並みか平年より高い日が多い見込みです。日差しのある週明けの19日(月)~20日(火)と週末の24日(土)は、東海以西を中心に日中は30℃前後まで気温の上がる所もあるでしょう。特に屋外で活動をされる方は、適度に休憩をとり、こまめに水分を補給するなど万全な熱中症対策が必要です。また、室内でも無理をせずに冷房を使用するようにしてください。
21日(水)~23日(金)は、次第に曇りや雨となり暑さの収まる所もありますが、湿度が高くムシムシと感じられるでしょう。特に福岡などでは、夜間の最低気温が25℃以上の熱帯夜となる可能性があるため、夜間の熱中症にも注意してください。
熱中症対策を
(気象予報士:むーらん)