6月中から厳しい暑さ

6月21日は二十四節気の夏至(げし)。一年で最も昼間が長く、夜が短い日で、暦の上では夏の真ん中にあたります。本格的な暑さはまだ先となりますが、今年は昨年に続き6月中から厳しい暑さとなりそうです。

平均気温の傾向(6月17日~7月16日)

向こう1ヶ月(6月17日~7月16日)は暖かい空気に覆われやすいため、全国的に高温傾向となるでしょう。特に6月中はかなり暑くなる見込みで、昨年と同程度の暑さ(群馬県伊勢崎市で観測史上初めて6月に40℃超など)となる可能性があります。熱中症による体調不良や食料品、農作物の管理にご注意ください。

降水量の傾向(6月17日~7月16日)

向こう1ヶ月の降水量は全国的に平年並みになる見込みです。6月末頃になると太平洋高気圧の張り出しが強まり、梅雨前線が北上するため、沖縄・奄美地方では梅雨明けするでしょう(平年の梅雨明け:沖縄6月21日頃,奄美6月29日頃)。高気圧の張り出しが強まることで梅雨前線の活動が活発化するおそれがありますので、日頃から雨樋や側溝を掃除するなどの雨対策をなさってください。

(気象予報士:きっしー)

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