GWの天気傾向

今週末から大型連休が始まります。この時期の天気は高気圧と低気圧が周期的に通過します。高気圧に覆われると行楽日和ですが、低気圧や前線が通過する際は雨風が強まりやすく荒れた天気になるのが特徴です。

きょう27日(木)~あす28日(金)は高気圧に覆われて概ね晴れますが、28日(金)は北海道の一部でにわか雨があるでしょう。29日(土・祝)~30日(日)日中にかけて活発な寒冷前線が日本列島を通過するため全国的に雨が降り、雷を伴って強い雨や激しい雨となるところもある見込みです。また、北日本では30日(日)~5月1日(月)にかけて気温が平年より低くなりそうです。

5月1日(月)は上空の寒気の影響で本州から北海道のところどころで雷雨になるでしょう。2日(火)は次第に高気圧に覆われて翌3日(水・祝)にかけて全国的に晴れの天気になりますが、西から天気は下り坂です。4日(木・祝)~5日(金・祝)は気圧の谷と暖湿気流の影響で西日本から東日本で雨が降りやすく、雷を伴った強い雨が降る可能性があります。

今年の大型連休中について高速道路では混雑予想が発表されています。各地で混雑するかもしれませんが、普段は満員の通勤・通学で利用する電車が意外とこの時期は混雑しないこともあります。GWのお出かけの計画は上手に公共交通機関を利用するのも良さそうです。

(気象予報士:みやっち)

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