◆今週の天気のポイント
・6日(月)~7日(火)、沖縄や西・東日本の太平洋側で本降りの雨に。
・10日(金)、関東は平野でも雪の可能性あり。最新の情報で確認を。
・太平洋側の内陸や山沿いで雪が増える恐れあり。雪道の事故や雪崩に注意。
今週は、日本の南の海上を低気圧が度々通過するため、太平洋側でも雨や雪の降る日が多くなりそうです。
↓6日(月)~11日(土)の予想気圧配置↓
南岸低気圧の影響で太平洋側で雨や雪
6日(月)~7日(火)にかけて、東シナ海から日本の南海上を低気圧が通過します。沖縄や九州・四国、近畿中南部や東海など、西・東日本の太平洋側ではこの時期としてはまとまった雨となる可能性があります。また、東日本は平野では雨でも内陸や山沿いでは雪になり大雪の恐れもあるでしょう。雪道の事故や雪崩に注意してください。
↓7日(火)の上空の気温と降水量↓
甲信地方で大雪の恐れ
8日(水)~9日(木)は冬型の気圧配置となり山陰から北の日本海側で雲が多く雪や雨が降るでしょう。10日(金)には再び東シナ海から南岸低気圧が近付く見込みです。太平洋側の平野で雪になる目安となる寒気が残っている状態で低気圧が近付くため、関東甲信地方では平野でも雪が降る見込みです。低気圧が近付くとともに上空の気温は上がり平野では次第に雨に変りそうですが、雪のまま長い時間降り続くと積雪の恐れもあります。また、東日本の内陸や山沿いは再び大雪に見舞われる可能性があるでしょう。低気圧の発達具合や気温の状況で予報が変わってきますので最新の情報をご確認ください。
↓10日(金)の上空の気温と降水量↓
関東地方で雪の可能性
気温は平年並みか高めの日が多いものの、9日(木)~10日(金)にかけて北日本や東日本で平年より低めとなる見込みです。特に10日(金)は関東甲信などで雪や冷たい雨が降りしけ寒となるでしょう。立春を過ぎ暦の上では春を迎えましたが、春とは名ばかりの寒さの厳しい日もある見込みです。
9日(木)~10日(金)北・東日本を中心に低め
11日(土)の建国記念の日は、西日本や東日本を中心にこの時期としてはかなり気温が高くなる所が多くなりそうです。2月もいよいよ中旬を迎えると、九州や関東など早い所では花粉の飛散が始まります。今年は例年より花粉の飛散量がかなり多くなることが懸念されており、花粉症の方にとっては辛い年になりそうです。早いうちからお薬を飲むなどの対策を立てておくと安心です。
花粉症の方は対策を
(気象予報士:ふぅ)