日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となり、北海道から中国地方の日本海側では雪や雨が降っています。11月30日から12月1日にかけて青森県と秋田県、山形県から初雪の便り、鳥取県(扇ノ山、鷲峰山)と滋賀県(比良山)、大分県(由布岳)から初冠雪の便りが届きました。
北海道~東北の日本海側ではあす2日(金)にかけて大雪や吹雪に、北陸地方は雷を伴った強い雨や大雨による道路の冠水や土砂災害などにご注意ください。北陸~山陰地方も山間部では積雪するところがある見込みです。車を運転される方は積雪や凍結等に十分注意し、安全運転を心がけてください。
3日(土)09時の予想天気図
週末は冬型の気圧配置がいったん解消して上空の寒気も北上するため、北陸山沿いや東北地方も雨が主体となる見込みです。北海道は引き続き雪が降りやすく3日(土)は気圧の谷の通過により太平洋側も雪の降るところがあるでしょう。東・西日本は3日(土)は晴れ間が広がり、朝は冷え込みが強まる見込みです。
4日(日)09時の予想天気図
4日(日)は本州南岸付近を低気圧や前線が東進する予想で、西から雨の範囲が広がり、各地で傘の出番となるでしょう。北日本は再び冬型の気圧配置となり、日本海側では吹雪くところがありそうです。
また、沖縄・奄美地方は湿った空気の影響で来週にかけて曇りや雨のスッキリしない天気が続く見込みです。10月中旬頃から降水量が多く日照時間の少ない状態が続いており、農作物の管理に注意が必要です。
(気象予報士:みやっち)