今日は、西日本と北海道で晴れ間が広がりますが、東日本から東北にかけては気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨となる所が多いでしょう。また、午後は大気の状態が不安定となり内陸部や山沿いを中心ににわか雨や雷雨がありそうです。沖縄地方は梅雨空が続き、先島諸島では雷を伴い一時強く降るおそれがあります。落雷や突風などにご注意ください。
6/8(水)09時の予想天気図
なお、関東近海から北日本の太平洋側の海上では、うねりを伴い波が高い状態が続くでしょう。海のレジャーや船舶はご注意ください。
海上の風と波の予想09時
最高気温は、北~東日本ではこの時期としては低い状態が続き、北海道のオホーツク海から道東の沿岸部では10~12℃の肌寒さでしょう。関東も20℃を下回る所が多く、空気がひんやりと感じられそうです。北陸・東海から西の地方では20℃以上で、西日本では25℃前後の所が多そうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道と東北北部の日本海側で晴れ間が広がりますが、全般に日差しが少なく、東北南部は雨が残るでしょう。太平洋側ではこれまでに降り続いた雨による土砂災害に引き続き注意、警戒が必要です。午後は北部でも雨となる所があり、天気はぐずつきそうです。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、北海道のオホーツク海から太平洋側では10℃~14℃、東北南部では15℃~18℃位でしょう。一方、北海道から東北北部の日本海側では20℃近くまで上がる予想です。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
関東南部の太平洋側や北陸では朝のうちから雨の所が多いでしょう。甲信から東海でははじめ日差しもありますが、上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、午後から夜にかけてはにわか雨や雷雨の所がありそうです。変わりやすい天気にご注意ください。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、関東は各地で20℃を下回り、空気がひんやりと感じられるでしょう。その他の地方では20℃以上で名古屋や岐阜では25℃位まで上がる予想です。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
日本海側の地方では雲が広がりやすいですが、その他の地方では日中を中心に晴れる所が多いでしょう。ただ、午後は近畿南部から四国、九州南部の山沿いの一部でにわか雨がありそうです。お出かけの方は、雨具があると安心です。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、近畿北部から山陰にかけては22℃前後、その他の地方は25℃前後となるでしょう。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美地方では晴れ間が広がりますが、沖縄では梅雨空が続くでしょう。先島諸島では雨の降る時間が長く、大気の不安定な状態が続くため、急な激しい雨や落雷、竜巻などの突風にも注意が必要です。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、沖縄本島と大東島では26℃、他は27℃~29℃の予想です。
(気象予報士:むらさめ)