桃の節句のきょう(3日)、関東から西の地域はおおむね晴れていますが、北日本や北陸地方は気圧の谷や一時的な冬型の気圧配置の影響で雪や雨の降りやすい天気となっています。
あす4日(金)は移動性の高気圧に覆われるため、晴れるところが多く北日本や北陸地方も晴れ間が広がる見込みです。一方、沖縄・奄美地方や九州南部は低気圧が近づくため、午後にかけて天気は下り坂となり、雨の降るところがあるでしょう。
5日(土)09時の予想天気図
↑低気圧が発達しながら東進
5日(土)は日本海北部を低気圧が発達しながら東進し、低気圧からのびる前線が北・東日本付近を通過する見込みです。そのため、北日本や北陸地方を中心に雨や雪の降るところが多くなるでしょう。
また、本州南岸を東進する低気圧の影響で西・東日本の太平洋側も雲が広がり、太平洋沿岸部や小笠原諸島など雨の降るところがありそうです。
6日(日)09時の予想天気図
↑6日(日)をピークに冬型強まる
5日(土)後半から冬型の気圧配置となり上空に寒気が流れ込む見込みです。北日本～北陸地方の日本海側やオホーツク海側では7日(月)にかけて断続的に雪が降り、荒れた天気となるおそれがあります。吹雪や高波に注意が必要です。
一方、関東～九州地方は6日(日)になると青空が広がる見込みです。上空の寒気の影響で平年より気温が低くなり、週明けにかけて空気がヒンヤリするでしょう。春が近づくにつれて寒暖差が大きくなりますので、体調管理に気をつけましょう。積雪の多い地域では雪崩や落雪、雪解けによる道路の冠水などにご注意ください。
(気象予報士：みやっち)
