季節進む 北日本から北陸 雪や雨つづく

11月も下旬に入り、いよいよ冬本番に。今週は北海道釧路のほか、青森と盛岡からも初雪の便りが届きました。いずれも平年より2週間ほど遅い初雪です。北日本や北陸地方では雨や雪が断続的に降り続いており、北海道幌加内町では23日(火)からの2日間で積雪が急増し、最大積雪深88cm(25日午前5時)に達しました。

27日(土)09時の予想天気図

西高東低の冬型の気圧配置は27日(土)ごろにかけて続く見通しで、北海道の日本海側や内陸部、東北~東日本の山地を中心に積雪の増加に注意が必要です。また、東北~北陸地方の平地では雷を伴った強い雨、大雨による土砂災害や道路の冠水などにご注意ください。27日(土)は近畿や山陰地方も雨や雪の降るところがあるでしょう。

28日(日)から29日(月)は高気圧に覆われ、西から天気回復に向かいますが、引き続き、積雪や路面凍結による交通障害に注意が必要です。

28日(日)09時の予想天気図

一方、関東や東海、西日本の太平洋側は29日(月)にかけて概ね晴天が続き、空気の乾燥した状態が続くでしょう。27日(土)以降は日中晴れても気温が15℃に届かないところが多くなる見込みです。朝晩は一層冷え込みが強まりそうです。寒さ対策とお肌、喉のケアをしっかりと行いましょう。

(気象予報士:みやっち)

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