上空に居座る寒気の影響で北~西日本では所々雨雲が発達し、雷を伴って局地的に雨脚の強まっている所があります。あす25日(金)にかけて変わりやすい天気が続きますので、空模様の変化にご注意ください。短時間の大雨で道路やアンダーパス(高架下の道路)が冠水する場合があります。車を運転される方は水没の危険性のある道路は避けて迂回するようにしましょう。
一方、南海上では台風5号が北上しており、26日(土)から27日(日)頃にかけて暴風域(平均風速25m/s以上の領域)を伴いながら、小笠原近海を北上する見込みです。小笠原諸島では高波や強風への対策が必要です。
その後、台風5号は日本の東海上へ進む予想ですが、27日(日)以降は梅雨前線が本州付近まで北上する見通しで、九州~東北地方では断続的に雨が降るでしょう。西・東日本を中心にまとまった雨となる可能性がありますので、側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておくなど大雨への備えをしておきましょう。
(気象予報士:みやっち)