◆今週の天気のポイント
・19日(月)は北日本では引き続き強風や高波に注意。
・晴れて初夏の陽気になる日が多く、朝晩と日中の気温差が大きい。
・週後半は台風2号の影響が沖縄・奄美・小笠原諸島にでる可能性あり。
日本列島に荒れた天気をもたらせた低気圧はオホーツク海に向かいます。19日(月)は東北から南では晴れ間が戻りますが、北海道では雨や雪が残る所があるでしょう。また、北日本では海上を中心に風が強く波の高い状態が続きますので注意して下さい。
↓19日(月)の風と波の予想↓
北日本は強風・高波に注意
20日(火)からしばらくは、東日本や西日本を中心に高気圧に覆われておおむね晴れる日が続く見込みです。
↓21日(水)予想気圧配置
高気圧にすっぽりと覆われる
眩しい日差しが降り注ぐ日が多くなるでしょう。紫外線がますます強くなってきそうです。帽子やサングラスなどでそろそろ本格的な対策をはじめても良いでしょう。
そろそろ本格的な紫外線対策を
18日(日)の時点でフィリピンの東にある台風2号は猛烈な勢力にまで発達し、中心気圧は900hPaを下回りました。このあとさらに北上を続け、週の後半には沖縄の南の海上に達する見込みです。まだ不確実な要素もありますが、週の半ばごろから沖縄や奄美に、そして週末には小笠原諸島に強風や高波などの影響がでる可能性があります。また、西日本や東日本の太平洋側では、台風から離れていてもうねりを伴って波が高くなる海域があるでしょう。今後の台風情報に注意して下さい。
↓台風2号の進路予想図↓
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19日(月)は寒気の影響が残りひんやりと感じられる所がありますが、20日(火)以降の最高気温はこの時期としては高めの日が続く見込みです。西日本や東日本では夏日となる日もあり初夏の陽気となるでしょう。ただし、高気圧にすっぽりと覆われて晴れる日は、日中は暖かいですが朝は放射冷却が強まり気温がぐっと下がります。朝晩と日中の気温差が大きくなるため、服装選びに失敗しないように工夫して下さい。また、睡眠・栄養をしっかりとり適度な運動を心がけ、寒暖差に負けない体づくりを心がけましょう。
朝晩と日中の気温差が大きい
ことし異例の早さで北上しているサクラ前線。17日(土)には東北地方の北端・青森でソメイヨシノが満開となりました。サクラ前線は今週は北海道に到達しそうです。西日本や東日本ではすっかり葉桜となり若葉の季節を迎えつつある所が多いですが、北日本の方々は近所のサクラを眺めながらいつもの年に比べて少し早めに訪れた春をお楽しみ下さい。
(気象予報士:ふぅ)