強い冬型の気圧配置となり日本海側は雪が降り続き、太平洋側にも一部雪雲が流れ込んでいます。昨日から初雪ラッシュとなっており、きょう15日は名古屋でも平年より5日早く初雪が観測されました。
日本列島は強い寒気に覆われ、けさは全国各地で今季一番の冷え込みとなりました。東京では今季最低の2.0℃まで気温が下がり、初霜と初氷が観測されました。
各地で初雪を観測
■12月14日
甲府(平年比+4日、昨年比-8日)
下関(同+6日、同-54日)
金沢(同+23日、同+8日)
福井(同+14日、同-14日)
鳥取(同+10日、同+8日)
広島(同+3日、同-54日)
横浜(同+1日、同+7日)
■12月15日(午前11時現在)
彦根(同+9日、同-16日)
京都(同+6日、同-47日)
福岡(同0日、同-64日)
佐賀(同+4日、同-52日)
名古屋(同-5日、同-57日)
長崎(同+8日、同-64日)
冬型の気圧配置は17日(木)ごろにかけて持続する見通しで、山陰~北海道の日本海側を中心に積雪がさらに増える見込みです。北寄りの風も強く吹雪による視程障害や着雪などにも注意が必要です。
落雪や雪崩などのリスクが高まりますので、雪の事故には十分注意してください。車を運転される方は積雪や路面の凍結に注意し、チェーンや冬用タイヤを装着して慎重な運転を心がけましょう。
(気象予報士:みやっち)