今週は北海道や青森の各地で初冠雪、初霜、初氷が観測され、標高の高い山々では紅葉が見ごろを迎えるなど秋の深まりが感じられます。向こう1ヶ月(10/17~11/16)は、朝晩は冷え込む日が多くなりますが、全国的に高温傾向となり、季節はゆっくりと進みそうです。
全国的に暖かい空気に覆われるため、向こう1ヶ月の気温は高い傾向となる見込みです。特に北日本は今月末にかけて、気温がかなり高くなる見通しで、季節外れの高温となる日がありそうです。ただし、朝は放射冷却の影響で冷え込みが強まる日が多くなりますので、服装等でうまく調節し、体調管理にご注意ください。
向こう1ヶ月は高気圧の張り出しが北に偏るため、10月末まで北日本では秋晴れとなる日が多く、日本海側は降水量が少ない傾向となるでしょう。11月に入ると冬型の気圧配置となる日が増え、曇りや雨の日が多くなる見込みです。一方、西・東日本は高気圧周辺の湿った空気や前線の影響で曇りや雨の日が多く、太平洋側で降水量が多くなりそうです。
(気象予報士:きっしー)