上空の寒気の影響で西日本から東北地方にかけて大気の状態が不安定になっており、各地で積乱雲が発生しています。この寒気の南下によって日本列島は次第に秋らしくなっていきますが、太平洋高気圧の勢力は維持し続けるため今後も不安定な天気が続きそうです。
向こう1ヶ月(9/12~10/11)は太平洋高気圧の西への張り出しが強い状態が続き、日本付近には南寄りの暖かい空気が流れ込みやすいでしょう。そのため、この先も全国的に高温傾向が続きそうです。
次第に朝晩は秋らしさが感じられる日が多くなる見込みですが、一日の気温差が大きくなりますので、体調管理にご注意ください。
向こう1ヶ月の降水量は全国的にほぼ平年並みとなる予想です。ただ、9~10月は台風の接近や秋雨前線の影響で1年の中で降水量が多い時期にあたりますので、平年並みとは言え油断はできません。前線の活動度合によっては大雨になることが考えられますので、日々の天気予報にご注意ください。
(気象担当:きっしー)