北海道・島根で記録的大雨に

台風から変わった低気圧が発達しながら北海道に接近しています。
北海道では雨風ともに強まっており、奥尻町米岡では午前8時10分に最大瞬間風速32.4m/sの猛烈な風を観測したほか、宗谷地方では利尻島で50年に一度の記録的な大雨となるなど土砂災害や浸水の危険度が高まっている地域があります。
また、前線に伴う活発な雨雲が東北地方から東・西日本の日本海側にのびており、島根県の隠岐の島町では断続的に激しい雨が降り、50年に一度の記録的な大雨となっているところがあります。土砂災害や河川氾濫に警戒してください。

東北地方も9日(日)にかけて日本海側を中心に大雨となるおそれがあります。早めの対策・避難を心掛けてください。

一方、西・東日本の太平洋側と沖縄地方は太平洋高気圧に覆われるため、来週にかけておおむね晴天が続き、日中は強い日差しが照りつけるでしょう。梅雨明け後は真夏日地点が日に日に増えており、36℃超の体温並みの危険な暑さとなっている地点もあります。9()以降は太平洋高気圧が勢力を強め、西・東日本の日本海側も夏空が戻るでしょう。

↑九州南部が梅雨明けした7/28以降、真夏日地点は日に日に増加

8月7()は二十四節気の「立秋」で暦の上では季節は秋に入りますが、暑さのピークはこれからです。感染症対策と熱中症対策の両立が難しい夏を迎えていますが、屋外で周囲の人と十分離れている時はマスクを外すなど臨機応変に対応しましょう。

また、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をし、屋外では日差しを避ける、屋内ではエアコンや扇風機を使用する、就寝前にはコップ一杯の水を飲むなど、熱中症対策の基本をしっかりと行いましょう。

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