昨年のこの時期はオホーツク海高気圧の勢力が強く、各地で低温となりましたが、今年は梅雨らしく蒸し暑い日が続いています。
この先1ヶ月(7/4~8/3)も全国的に高温傾向が続きそうです。
日本列島は暖かい空気に覆われやすくなるため、向こう1ヶ月の平均気温は全国的に平年より高くなるでしょう。7月中頃からは沖縄・奄美地方のほか、西・東日本も晴れる日が多くなり、各地で猛暑となる見込みです。熱中症や紫外線の対策を万全になさってください。
梅雨前線は来週にかけて本州付近に停滞する見込みです。西・東日本は梅雨末期の大雨に警戒してください。ただ、梅雨前線は7月中旬から北上傾向となり、北日本では湿った空気や前線の影響を受けやすくなるでしょう。そのため、向こう1ヶ月の降水量は北日本の日本海側で平年より多く、太平洋側で平年並みか多い予想となっています。沖縄・奄美地方や西・東日本は平年並みとなるでしょう。
なお、九州南部から関東甲信地方の梅雨明けは平年並みか少し早まりそうです。
(きっしー)